「金沢」と「うら田」

Kanazawa & Urata

金沢の古きを訪ねれば、
菓子の新しき姿が見えてくる。
うら田の和菓子の生みの親は、
このまちの自然と、歴史と、
固有の文化です。

加賀八幡起上り

加賀八幡起上もなか

金沢の郷土玩具「加賀八幡起上り」は、
八幡さま(応神天皇)が生誕した際
の真紅のおくるみ姿に似せた人形で、
子供の健康を願って配られました。
その姿を模した最中は、
永く皆様に可愛がられています。

金 箔

箔の音

金沢を代表する伝統工芸・金箔。
加賀藩祖・前田利家の時代から現在まで、
金沢は日本の主産地として
箔打ちを継承しています。
その金箔の醸す優雅なたたずまいを
菓子に映しました。

金沢の雪景色

愛香菓

その可憐で素朴なたたずまいは、
城下町の美しい雪化粧のように。
口に入れた瞬間にふわっとひろがる
奥ゆかしい味わいは、うら田の菓子職人が
冬の金沢をイメージしてこしらえました。

犀川

銘菓 さい川

金沢の文豪・室生犀星ゆかりの犀川。
「美しき川は流れたり」と詠むなど、
犀星がこよなく愛した様子がうかがえます。
「銘菓さい川」の爽やかな味わいは、
犀川を渡る風をイメージしています。

茶の湯

こい茶

いまなお金沢の日々にとけ込む茶の湯文化こそ、
“文化を日常で使うまち”金沢の象徴。
茶室をイメージして生まれた
「こい茶」は、茶道の精神を宿しつつ、
金沢のもてなしの心を灯した煎餅です。

金沢芸妓

おしるこ

ひがし・にし・主計町の三茶屋街で
継承されている金沢芸妓文化。
鼓型の最中種を使用したおしるこは、
その伝統芸能に敬意を表するように、
艶やかな芸妓さんの
舞を想いながらつくりました。